Man Dunking a Basketball

ジャンプ力高める方法

はじめに

ジャンプ力を高めることはできないことだと諦めていませんか?ジャンプ力はきちんとした知識を身につけて、鍛えることで高めることができます。ここでは、ジャンプ力を高める方法を紹介します。

 

ジャンプに必要な体の仕組み

人はジャンプをする際に、以下の筋肉を使って飛んでいます。

広背筋・腹筋

高く飛ぶことを意識した時に腕を大きく振り、おしりを下げて飛ぼうとしますよね?広背筋と腹筋は腕を振り下ろし、体を縮めてジャンプの反動をつけるために使われている筋肉です。

ハムストリングス・大腿四頭筋・下腿三頭筋

この3つの筋肉は、膝を曲げて、グッと地面に力を入れて踏み込むまでに使われている筋肉です。

三角筋・僧帽筋・脊柱起立筋

これらの筋肉は地面を強く蹴り、腕を思いっきり振り上げながらおしりを下げて縮めていた体を伸ばす時に使われています。
 
以上のことから、ジャンプをする際にほぼ全身の筋肉が使われているということがわかります。鍛えていてもジャンプ力が上がらない場合、どれか1つでも鍛えられていない筋肉があるということです。

ジャンプ力を高めるためには、これらの筋肉を全て均等に鍛えるようにしましょう。
 

ウェイトトレーニングがおすすめ

ウェイトリフティング選手が最もジャンプ力があると言われているのは、全身の筋肉がバランスよく鍛えられているからです。それほどジャンプ力を高めるためには全身の筋肉が必要ということです。

そのため、ジャンプ力を高めるためにはウェイトトレーニングが最もおすすめされる方法です。

しかし、ウェイトトレーニングは家で行えないということが難点になります。以下で家でも行えるトレーニング方法を紹介します。
 

ジャンプ力を高める方法

ここでは、家でも行えるジャンプ力を高めるための筋肉トレーニングを紹介します。

スクワット

スクワットというトレーニング方法は、誰もが耳にしたことがあると思いますが、正しいスクワットのやり方はご存じですか?スクワットは正しいフォームで行わなければ、筋肉が偏ってついてしまう原因になります。正しいスクワットのフォームは、足を肩幅程度に開き手を前にまっすぐ伸ばします。そして、かかとを床から離さないように膝を90度になるくらいまでおしりをゆっくり落とします。膝が90度に曲がった状態を約3秒キープし、15回ほど繰り返しましょう。

カーフレイズ

カーフレイズとは、ふくらはぎを鍛えるトレーニング方法です。段差につま先だけで乗り、かかとをゆっくり上にあげた姿勢を約10秒キープします。これを10~15回繰り返し行いましょう。

プッシュアップ

プッシュアップとは腕立て伏せのことを言います。ここでは正しい腕立て伏せのやり方を説明します。肘を90度にまげた時に二の腕が床と平行、腕が床と垂直になるような姿勢で行います。そして頭からかかとまでを一直線に保ったまま、肘を曲げ上下運動を行います。これを15回ほど繰り返しましょう。

腹筋・背筋運動

腹筋・背筋運動は勢い良くやればいいというわけではありません。まず、正しい腹筋運動のやり方を説明します。床に仰向けの状態で寝転び、膝と90度の角度で立てます。そして手を後頭部に置き、ゆっくり息を吐きながら頭を膝に着け、ゆっくり元の姿勢に戻ります。これを1セット10回、計3回行うようにしましょう。

次に、正しい背筋運動のやり方を説明します。うつ伏せの状態で寝転び、膝とつま先を床につかないように上げます。そして手を後頭部に置き、頭から腰が一直線の姿勢を保ったままゆっくり頭を上げていきゆっくりと下ろしていきます。これを1セット10回、計3回行うようにしましょう。
 

おわりに

ジャンプをする時は、全身の筋肉をつかっているということがわかっていただけたと思います。

ジャンプ力を高めたいと思っている方は、全身の筋肉をバランスよく鍛えられるトレーニング方法を行いましょう。いくらトレーニングをしても正しいフォームで行わないと、筋肉が偏って鍛え上げられてしまいますので、正しいフォームで筋肉トレーニングを行うよう心がけましょう。